心療内科・精神科
職場のストレスや対人関係、学業の悩み、家族の問題など、さまざまな人生の課題に対処するには、まず心と身体の健康が不可欠です。現代社会では、心の不調で悩むことは珍しくなく、決して恥ずかしいことではありません。
当院では、うつ病や不眠症、不安障害、神経症などの心の症状から、更年期障害や認知症が原因となる精神的な問題まで、幅広く対応しています。
一人で抱え込まず、早期にご相談いただければ、解決策が見つかるかもしれません。
お気軽にご相談ください。

このような方はご相談ください
- なかなか眠れない
- 気分が重くなる
- 気持ちが沈む
- 好きなことでもやる気がおきない
- 何をするにもおっくうに感じる
- 食欲がない
- 悪く考えてしまう
- 仕事や会話などに集中できない
- 涙が止まらない
診療科目・主な症状
- うつ病・うつ状態、現代型(新型)うつ病、双極性感情障害
- 摂食障害(拒食症・過食症)
- 物忘れ(認知症)
- 睡眠障害
- 適応障害、不安障害
(パニック障害、社会不安障害、強迫性障害など) - 発達障害
- 統合失調症
- 神経症・精神疾患全般の診断及び治療
代表的な精神疾患
うつ病

ストレスがうまく解消されないと、心身のバランスが崩れ、さまざまな不調が現れることがあります。もし、眠れない、食欲がない、日中ずっと気分が落ち込んでいる、楽しめないと感じることが2週間以上続く場合は、うつ病の可能性があります。気分の問題と軽視せず、うつ病の可能性を考えることが重要です。
「うつ」と一言で言っても、症状や原因はさまざまで、一時的なストレスによる「うつ状態」や、適応障害、不安障害、更年期からくるうつ状態も含まれます。どんな場合でも、症状が長引けば深刻化することがあります。
当院では、患者さん一人ひとりの状況に応じた治療を行い、日常生活を取り戻すためのサポートをします。
不眠症

不眠症は、寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚めたりするなどの睡眠に関する問題が続き、日常生活に支障をきたす状態です。これにより、疲れや頭痛、イライラ感が強くなり、生活全般に影響を及ぼします。不眠症は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こり得る問題です。
さらに、不眠症はうつ病など他の精神的な問題が原因となっている場合もあります。睡眠薬で症状を一時的に改善するだけではなく、根本的な原因を探ることも重要です。不眠でお困りの際は、一人で悩まずに、当院へお気軽にご相談ください。
パニック障害・社会不安障害

どちらの症状にも共通しているのは、「不安な気持ち」が原因となっている点です。不安や恐怖といった感情が強く現れ、それが長引くと、うつ病などのリスクが高まる場合があります。
しかし、これらは早期の発見と治療によって、多くの場合、薬物療法や精神療法を通じて改善が期待できる疾患です。
当院では、患者さんの症状や重症度に応じた治療方法を組み合わせ、日常生活への影響を軽減し健やかな状態へと導くサポートを行っています。
認知症

認知症の初期症状は、正常に働いていた脳の機能が低下することから始まります。「どこに物を置いたかわからない」「人の名前が思い出せない」といった物忘れは加齢とともに見られることもあります。新しいことが覚えられない、最近の出来事を思い出せない、日付や曜日を間違える、家電製品や道具を使うのが難しくなるといった状況が続く場合、日常生活に支障が出てきます。
認知症の原因はさまざまな病気に起因するため、患者さんやご家族から時間をかけてお話を伺い、これまでの経過や家族との関わり方などについて詳しくお聞きしています。